数年ほど前になりますが、当時心理学の臨床の仕事でイギリスに滞在しておりました。その時滞在先の家庭ではハーブティーが生活の中に自然に溶け込んでいました。毎日の食事やティータイムにも紅茶と同じように、そしてまた紅茶とは違った意味で毎日取り入れられていました。後に解ったのですがフレッシュハーブの家庭栽培、ドライハーブの薬効性など、生活の中で楽しみ活用されていたのです。
ハーブと一緒にアロマオイル、レメディなどの素晴らしさに感動し、日本に戻って本格的に勉強したいと思っていました。いろいろと資料やホームページなどで探していた時にSPICE を知り、改めてハーブの勉強をいたしました。約10年、 心身共にちょっと疲れた方、心痛め方の 精神面の治療の仕事をしてきましたが、どちらかと言うと‘人を癒す’仕事をしてきた私を癒してくれたのがハーブたちでした。
ハーブにふれていると‘ありのままの私’になれ、今ではハーブは私の生活に必要不可欠な大切なものとなっています。空の雲や、 足元の草花たちに 目をむけられる、そんな何気ない毎日を感じられる幸せを、また 自分に優しくなれる時間を、 ハーブティーを飲みながら一緒に作ってみたいと思います。

当教室の講座では特にハーブの持つ心身への薬効特性を、出来るだけ詳しくお伝えしたいと考えています。シングルハーブに加えて、皆様の体質や好みに合わせて利用出来るように、実践的なブレンドハーブをいろいろ作って行きたいと思います。
可憐なハーブたちに囲まれた 優しさあふれる雰囲気の中で、ホッと気持ちを解放し、心も そして 身体も‘あるがまま’に 美しく輝かせたら…と思っております。
ハーブティーの芳香、色彩、味覚、薬効を通して皆様の心と身体に癒しをプレゼント。人の“輪”を大切にし、 皆様との出会いを心より楽しみにお待ちしております。
今まで学んできた心理学もそうですが、ハーブも人の心を癒してくれるものです。
心理学に通じる部分、また道は違えど人を優しく包むという意味では 心理学もハーブも同じであると思っています。心理学は人の心と心の交流が基本です。心理学で学んだ優しさと癒しを持っての講座でありたいと願っております。